ポイント高還元率のau PAYカード!特徴やメリット・デメリットとは?

au PAYカードは、大手通信事業者KDDIグループであるauフィナンシャルサービスが発行するクレジットカードです。
以前はauユーザーしか発行できませんでしたが、2020年5月よりauユーザー以外でも発行可能となりました。
au PAYカードは、auユーザーだけでなく、auユーザー以外にも多くのメリットがあります。
この記事では、au PAYカードの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
au PAYカードとは?
au PAYカードとは、auフィナンシャルサービス株式会社が発行するクレジットカードです。
名前に「au」とついていますが、2020年5月21日からau回線を利用していないauユーザー以外でも利用可能となりました。
au PAYカードには、年会費が無料の「au PAYカード」と年会費(税込11,000円)が発生する「au PAYゴールドカード」の2種類があります。
この記事では、年会費が無料のau PAYカードについて解説していきます。
au PAYカードの基本情報
au PAYカードの基本情報は、以下のようになります。
- 年会費:無料(条件あり)
- ポイント還元率:1%(100円につき1ポイント)
- ポイント:Pontaポイント
- ブランド:MasterCard/VISA
- 付帯サービス:家族カード/ETCカード
- 付帯保険:ショッピング/海外旅行
au PAYカードは、初年度の年会費は無料、次年度以降も以下のいずれかの条件を満たすと無料となります。
- au PAYカードに登録のau IDに紐付くau携帯電話・auひかり・auひかりちゅら・UQ mobileと契約
- 所定の基準日から1年間にカード利用実績あり
au携帯電話には、スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなどが含まれますが、povoの契約は対象外となります。また、カード利用の条件には、各種手数料(ETC発行手数料や利用明細書送付費用、遅延損害金など)は含まれないです。
上記いずれかの条件を満たせない場合、年会費として1,375円(税込)が発生します。
付帯サービスの家族カードは、年会費が無料ですが、本会員のau PAYカードに年会費が発生する場合、家族カード1枚につき440円(税込)の年会費が必要となります。
また、ETCカードも年会費が無料ですが、新規発行手数料として1,100円(税込)が必要となります。
ポイント還元率が高い
au PAYカードの最大の特徴は、ポイント還元率の高さです。
何でも1%ポイント還元
au PAY カードをショッピングやサービス利用等の支払いで利用すると、1%ポイント還元され、還元されるポイントは「Pontaポイント」となります。
毎月15日までの獲得予定ポイントが翌月にPontaポイントとして加算され、加算時期は以下のようになります。
- Ponta ID連携済:毎月12日~15日加算
- Ponta ID未連携:毎月10日加算
au PAYカードは、ショッピングやサービス利用以外にも公共料金の支払いもポイント還元の対象となります。そのため、電気代やガス代などの水道光熱費や通信費の支払いをまとめるとポイントが貯まりやすくなります。
なお、以下についてはポイント還元の対象外となるので注意が必要です。
- 電子マネーのチャージ
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
au PAYへのチャージとコード払いで合計1.5%還元
au PAY残高へのチャージとau PAYのコード支払いで合計1.5%ポイント還元されます。
内訳は、au PAY残高へのチャージ時に1.0%ポイント還元、au PAYコード支払い時に0.5%ポイント還元となります。


au PAYの詳細については、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
・au PAYの特徴や使い方・使えるお店について解説します
au PAYマーケット
au PAYマーケットでの買い物で、「au PAY カード」を支払い方法で選択して購入すると、通常の1%ポイント還元に加えて、5%ポイント還元されます。
au PAYカードでの支払時の5%ポイント還元(ポイント還元選択時)は、au PAYマーケット限定ではない通常のPontaポイントで還元され、月間のポイント獲得上限は3,000ポイントとなります。
ポイントで支払い可能
au PAYカードでは、ポイントが貯まるだけでなく、au PAYカードの支払いにポイントが利用可能です。
au PAYカードのポイント支払いでは、後からポイントで支払う金額に対してもポイントが貯まるので、買い物と同時にポイントを利用するよりもお得です。


au PAYカードのポイント支払いで利用可能なポイントは、Pontaポイントとauポイントの2種類で、それぞれ以下のレートで支払いに充当できます。
- Pontaポイント:1ポイント=1円
- auポイント:1.2ポイント=1円
充当額は100円単位で、最大20,000円/月まで利用可能です。
また、ポイントは、Pontaポイントから優先的に充当され、指定金額が利用可能なPontaポイントを上回った場合、不足分については自動的にauポイントが充当されます。
ポイント充当ができる期間は、毎月の請求額確定日の前々日までとなり、確定後の請求にはポイントを利用できません。
2021年4月~2022年3月までのポイント充当可能期間は、以下のようになります。
請求予定日 | ポイント充当可能期間 |
---|---|
2021年4月12日(月) | 2021年2月24日(水) ~ 2021年3月20日(土) |
2021年5月10日(月) | 2021年3月24日(水) ~ 2021年4月19日(月) |
2021年6月10日(木) | 2021年4月23日(金) ~ 2021年5月18日(火) |
2021年7月12日(月) | 2021年5月22日(土) ~ 2021年6月20日(日) |
2021年8月10日(火) | 2021年6月24日(木) ~ 2021年7月19日(月) |
2021年9月10日(金) | 2021年7月23日(金) ~ 2021年8月18日(水) |
2021年10月11日(月) | 2021年8月22日(日) ~ 2021年9月20日(月) |
2021年11月10日(水) | 2021年9月24日(金) ~ 2021年10月19日(火) |
2021年12月10日(金) | 2021年10月23日(土) ~ 2021年11月20日(土) |
2022年1月11日(火) | 2021年11月24日(水) ~ 2021年12月19日(日) |
2022年2月10日(木) | 2021年12月23日(木) ~ 2022年1月18日(火) |
2022年3月10日(木) | 2022年1月22日(土) ~ 2022年2月19日(土) |
新規入会キャンペーン
au PAYカードでは、新規入会キャンペーンがあります。
- 【特典1】:au PAYカードで「au PAY残高」へチャージを行うと最大3,500ポイント
- 【特典2】:au PAYカードでの「ショッピング利用」で最大3,500ポイント
- 【特典3】:au PAYカードで対象「公共料金」の支払い or 「ETCカード」新規発行&利用で3,000ポイント
au PAYカードの入会から最大6ヶ月間のカード利用額に応じて、合計最大10,000ポイントが獲得可能です。
このキャンペーンは、特典判定時点で以下の2つの条件を満たしている必要があります。
- キャンペーンメールの受信に同意していること
- 「au PAYカード」利用代金の支払口座が登録完了していること
au PAYカードで「au PAY残高」へチャージを行うと最大3,500ポイント
特典の1つ目は、au PAYカードで「au PAY残高」へチャージを行うと最大3,500ポイント獲得できます。
入会から最大6ヶ月間、「au PAYカード」からau PAY残高へチャージを行うと、通常1%ポイント還元のところ10%ポイント還元となります。
au PAYカードでの「ショッピング利用」で最大3,500ポイント
特典の2つ目は、au PAYカードでの「ショッピング利用」で最大3,500ポイントできます。
特典1が適用された状態で、「au PAYカード」でのショッピング利用で、通常1%ポイント還元のところ、以下のようになります。
- au回線保有者:5%ポイント還元
- UQ mobile回線保有・その他:3%還元
au PAYカードで対象「公共料金」の支払い or 「ETCカード」新規発行&利用で3,000ポイント
特典の3つ目は、au PAYカードで対象「公共料金」の支払い or 「ETCカード」新規発行&利用で3,000ポイント獲得できます。
対象公共料金については、「au PAYカード新規入会&ご利用特典」の特典詳細にある対象事業者から確認できます。
au PAYカードのメリット・デメリット
au PAYカードの特徴について紹介してきましたが、ここでは、メリットとデメリットについてみていきます。
メリット
au PAYカードには、以下のようなメリットがあります。
- 基本的に何でも1%ポイント還元
- au PAYとの相性が良い
- カード支払いにもポイント利用が可能
基本的に何でも1%ポイント還元
メリットの1つ目は、基本的に何でも1%ポイント還元される点です。
au PAYカードでは、ショッピングやサービス利用以外に公共料金の支払いでも1%ポイント還元されます。
クレジットカードによっては、公共料金は対象外であったり、ポイント還元率が下がるケースがありますが、au PAYカードでは、ポイント還元率は変わらず1%となります。
例えば、クレジットカードで人気の楽天カードは、2021年6月から一部の公共料金のポイント還元率が1%から0.2%に変更となったので、公共料金の支払いは、au PAYカードのほうがポイント還元率が高くお得です。
電子マネーのチャージやモバイルSuicaなど一部ポイント還元対象外もありますが、ほとんどの支払いが1%ポイント対象なのはメリットと言えます。
au PAYとの相性が良い
メリットの2つ目は、au PAYとの相性が良い点です。
au PAYカードからau PAY残高へのチャージで1%ポイント還元、au PAYコード支払いで0.5%ポイント還元と合計で1.5%ポイント還元となります。
そのため、普段からau PAY(コード払い)を利用している方は、au PAYを組み合わせることでお得にポイント還元されます。
さらに、新規入会キャンペーンの特典1(au PAYカードで「au PAY残高」へチャージを行うと最大3,500ポイント)を利用すれば、より多くのポイントを貯めることができます。
カード支払いにもポイント利用が可能
メリットの3つ目は、カード支払いにもポイント利用が可能な点です。
カード支払いにポイントを利用することで、銀行口座からの引落金額が減り、キャッシュアウトを防ぐことができ、節約や貯金の大きな助けになります。
さらに、ポイントで支払う金額に対してもポイントが貯まるので、買い物と同時にポイントを利用するよりもお得といったメリットがあります。
デメリット
au PAYカードには、以下のようなデメリットがあります。
- 年1回の利用がないと年会費が発生
- タッチ決済が利用できない
年1回の利用がないと年会費が発生
デメリットの1つ目は、年1回の利用がないと年会費が発生する点です。
auユーザーであれば、年会費が無料になりますが、auユーザー以外は所定の期間内(1年)に1回カードを利用しなければ、年会費が発生します。
しかし、年1回の利用は要件としてさほど難しくはないので、簡単にクリアできます。
タッチ決済が利用できない
デメリットの2つ目は、タッチ決済が利用できない点です。
タッチ決済とは、クレジットカードを決済端末にタッチするだけで、スピーディに支払いが完了する仕組みです。一定金額以内であれば、サインや暗証番号の入力も不要なのが特徴です。
最近では、タッチ決済に対応したクレジットカードが増えてきましたが、au PAYカードでは、タッチ決済に対応していません。
タッチ決済を利用したい方には、au PAYカードは不向きかもしれません。
まとめ
この記事では、au PAYカードの特徴やメリット・デメリットについて紹介してきました。
au PAYカードは、auユーザー以外でも一定の利用があれば年会費が無料であり、ポイント還元率も1%と高く利用価値があるクレジットカードと言えます。
Pontaポイントも貯まりやすい点やau PAYとの相性も良いので、Pontaポイントを積極的に貯めている方やau PAYを普段から利用している方にはおすすめです。
au PAYカードに興味がある方は、利用してみてはいかがでしょうか。