楽天銀行ハッピープログラムのスーパーVIP攻略方法!

楽天銀行には、ハッピープログラムという優遇プログラムがあります。
このプログラムは、会員ランクに応じて、ATM手数料や振込手数料の無料回数やハッピープログラム対象取引を利用した際の楽天ポイント還元率が異なるといった特徴があります。
この記事では、楽天銀行のハッピープログラムの攻略方法について紹介していきます。
ハッピープログラムとは?
ハッピープログラムは、無料で利用可能な楽天銀行の優遇プログラムです。
ハッピープログラムには5つの会員ステージがあり、ATM手数料が最大7回/月、振込手数料が最大3回/月まで無料になります。
さらに、ハッピープログラムの対象取引・サービスを利用すると、会員ステージに応じた楽天ポイントが獲得できます。
ハッピープログラムの利用には、楽天会員情報と楽天銀行の口座情報を連携させる「楽天会員リンク登録」が必要です。楽天銀行のログイン後画面から、楽天会員IDでログインすると手続きが完了となります。
楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を連携させる「楽天会員リンク登録」を行うと、ハッピープログラムへのエントリーも完了となります。
楽天銀行のハッピープラグラムの詳細については、以下の記事で紹介しています。
・おすすめのネット銀行!楽天銀行の特徴について解説します
ハッピープログラムの会員ランク
会員ステージは「毎月25日終了時点の資産残高」または「前月26日~毎月25日の対象商品・サービスの取引件数」を基準にランクが決まります。
会員ランクが最上級であるスーパーVIPの基準は、「資産残高300万以上」もしくは「対象取引30件以上」です。資産残高の基準をクリアしていれば、問題ありませんが、そうでない場合は、対象取引の基準をクリアする必要があります。
ハッピープログラムの対象取引
ハッピープログラムの対象取引には、数多くの種類があります。ここでは、その中でも比較的に利用しやすいものを中心に解説していきます。
他行口座からの振込
他行口座から楽天銀行口座に振込があると、振込のあった日ごとに、対象取引件数が1件として最大3ポイント獲得できます。
他行宛の振込手数料が無料の銀行口座がある人は、その銀行口座から楽天銀行口座に振込することで、対象取引件数やポイントを稼ぐことができます。
例えば、住信SBIネット銀行では、スマプロランクがランク3の場合、他行宛て振込手数料が月7回まで無料です。毎月7日間に分けて楽天銀行口座に振込を行えば、対象取引件数は7件、ポイントは最大21ポイント獲得できます。
住信SBIネット銀行の詳細については、以下の記事で紹介しています。
・住信SBIネット銀行とは?特徴やメリットについて解説します
楽天銀行法人口座からの振込入金
楽天銀行法人口座からの振込入金があると、1件ごとに、対象取引件数が1件として最大3ポイント獲得できます。
一部の振込について、対象取引件数カウントは、1日に15回までとなります。
例えば、ドットマネーやちょびリッチなどのポイントサイトで貯まったポイントを楽天銀行に現金交換すると、楽天銀行法人口座からの振込入金扱いになるので、対象取引件数にカウントされます。
楽天カードの口座振替(自動引落)
楽天カードの引落口座を楽天銀行にすることで、1件ごとに、対象取引件数が1件として最大9ポイント獲得できます。
楽天カードを1枚保有している人は、毎月、対象取引件数は1件、ポイントは最大9ポイント獲得できます。
楽天カードの詳細については、以下の記事で紹介しています。
・人気No1のクレジットカード!楽天カードの特徴を解説します
その他の口座振替(自動引落)
クレジットカードの利用料金やスマホ、家賃、保険料などの毎月の支払いについて、引落口座を楽天銀行口座にすることで、1件ごとに、対象取引件数が1件として最大3ポイント獲得できます。
毎月の支払いで、口座振替を利用している人は、引落口座を楽天銀行口座にすることで、対象件数やポイントを稼ぐことができます。
ただし、毎月の支払いについて、クレジットカード対応している場合、クレジットカードによる支払いのほうが多くポイントを獲得できます。
クレジットカードに対応しておらず、口座振替には対応している毎月の支払いがあれば、引落口座を楽天銀行口座にするのが良いでしょう。
また、「pirng(プリン)」という送金アプリを使って、楽天銀行口座からチャージ(入金)すると、対象取引件数は1件、ポイントは最大3ポイント獲得できます。毎月3回までは、楽天銀行からのチャージは無料なので、対象取引件数は3件、ポイントは最大9ポイント獲得できます。
楽天証券
楽天証券のらくらく入金や自動入金(スイープ)を利用すると、入金のあった日ごとに、対象取引件数が1件として最大3ポイント獲得できます。
注意点として、らくらく入金と自動入金(スイープ)の対象取引件数にカウントされるのは、1ヵ月(前月26日~毎月25日)でそれぞれ最大3件までです。
また、楽天証券のらくらく入金や自動入金(スイープ)の利用には、マネーブリッジ(楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス)への申込み(無料)が必要です。
楽天証券の詳細については、以下の記事で紹介しています。
・おすすめのネット証券!楽天証券の特徴について解説します
らくらく入金
らくらく入金は、楽天証券の「らくらく入金」専用ページを利用して、手動で楽天銀行口座から楽天証券口座に資金が移動ができるサービスです。
らくらく入金では、1ヵ月(前月26日~毎月25日)で3件まで対象取引件数にカウントされるので、対象取引件数は3件、ポイントは最大9ポイント獲得できます。
自動入金(スイープ)
自動入金(スイープ)は、楽天証券の買い注文で楽天証券口座の資金が不足していた時に、楽天銀行の預金残高から自動で資金移動が行われるサービスです。
自動入金(スイープ)では、1ヵ月(前月26日~毎月25日)で3件まで対象取引件数にカウントされるので、対象取引件数は3件、ポイントは最大9ポイント獲得できます。
楽天証券の預り金が0円の状態で、以下のような取引を行うと、自動入金(スイープ)され、対象取引件数にカウントされます。
- 1円+499ポイントで500円の投資信託を購入
- 100円の投資信託を購入
ポイント投資(投資信託)で、1円+499ポイントの500円投資を積立設定しておくと、SPU対象かつ自動入金(スイープ)で楽天ポイントが貯まるのでおすすめです。
SPUの詳細については、以下の記事で紹介しています。
・おすすめのネット証券!楽天証券の特徴について解説します
即時入金サービス
即時入金サービスとは、楽天銀行口座から証券・FX口座への即時入金やショッピングサイトでの即時支払ができるサービスで、ほとんどの提携先において、無料で利用可能です。
即時入金サービスを利用すると、振込のあった日ごとに、対象取引件数が1件として最大3ポイント獲得できます。
注意点として、即時入金サービスの対象取引件数にカウントされるのは、1ヵ月(前月26日~毎月25日)で最大3件までです。
例えば、SBI証券に毎月3日間に分けて即時入金すると、対象取引件数は3件、ポイントは最大9ポイント獲得できます。
公営競技
楽天銀行口座から公営競技に入金すると、入金のあった日ごと、対象取引件数が1件として1ポイント獲得できます。
対象の公営競技には、以下のようなものがあります。
- JRA 即PAT
- 楽天競馬
- SPAT4
- オッズパーク
- オートレース
- ボートレース
- KEIRIN.JP
- チャリロト
- Kドリームス
- e-SHINBUN BET
注意点として、公営競技の対象取引件数にカウントされるのは、1ヵ月(前月26日~毎月25日)でそれぞれ最大3件までです。また、Kドリームスは、一度でもレースに投票しないと出金できません。
Kドリームス以外の各サービスで、入金と出金を行うと、1ヵ月(前月26日~毎月25日)で対象取引件数は27件、ポイントは27ポイント獲得できます。
しかし、この方法は、通常の使い方ではないので、頻繁に行うと楽天から何らかの注意を受けるかもしれません。そのため、この方法は、おすすめしません。
ハッピープログラム対象取引履歴の確認方法
ハッピープログラムの対象取引履歴は、楽天銀行にログイン後、「My Account」の「ハッピープログラム」から確認できます。
ハッピープログラム対象取引の「対象取引履歴」をクリックすると、獲得日ごとに楽天ポイント獲得数やステージ適用/ポイント付与月が表示されます。
また、過去5ヶ月分の対象取引については、任意の指定期間の取引件数獲得履歴をCSV形式でダウンロードできます。
まとめ
この記事では、楽天銀行のハッピープログラム対象取引などについて紹介してきました。
ハッピープログラムの会員ランクが「スーパーVIP」であれば、ATM手数料が最大7回/月、振込手数料が最大3回/月まで無料になり、ハッピープログラム対象取引の楽天ポイント還元率も3倍となり、お得に楽天銀行を利用できます。
「資産残高300万以上」の基準はクリアできなくても、ハッピープログラム対象取引をきちんと理解すれば、「対象取引30件以上」はそこまで難しくありません。
ただし、公営競技については、2020年12月26日にルールが改定され、今後もさらなるルール改定が発生すると予想されます。そのため、ハッピープログラムの対象取引件数を稼ぐ際は、公営競技以外の方法をおすすめします。