乗り換えだけで電気代の節約!電力会社の見直しポイントとは?

2020年12月24日

一人暮らしをしていると家賃や電気代、通信費など固定費が負担となり、固定費を少しでも節約できればと思ったことはありませんか。

固定費節約の1つとして、電気代の節約があります。電気代の節約というと、使っていない家電のコンセントを抜いたり、エアコンの使い方の工夫などの方法があります。

これらの節約方法を実践してみて、手間がかかる割に思ったような効果が得られないという話はよく耳にします。

このような方には、まず、細かな節約テクニックを行う前に、現状の電気の使い方が契約プランに合っているか確認することをおすすめします。

なぜなら、電気料金は契約プランによって基本料金などの料金体系が異なり、契約プランが現状と合っていないと無駄な電気料金を支払うことになりかねません。

そこで、この記事では、基本的な電気料金の仕組みや電力会社や契約プランの見直し方法について紹介します。

電気料金の基本的な仕組み

大手電力会社の最も一般的な電気料金プランは、「従量電灯」です。

従量電灯プランは、以下のような計算式で1ヵ月の電気料金が決まります。

基本料金 or 最低料金」 + 「従量料金」 ± 「燃料費調整額」 + 「再エネ賦課金

基本料金/最低料金

「基本料金 or 最低料金」は、毎月必ずかかる金額です。

基本料金(アンペア制)を採用する電力会社では、契約アンペア数により基本料金が異なり、契約アンペア数が高くなるにつれて基本料金も高くなります。北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力の従量電灯プランは、アンペア制となります。

最低料金(最低料金制)を採用する電力会社では、契約アンペアを選択する必要はなく、一定の料金が最低料金としてかかります。関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の従量電灯プランは最低料金制となります。

従量料金

「従量料金」は、電気の使用量に応じて決まる従量的な金額で、「電力量料金単価×使用量」となります。

電力量料金単価は、各電力会社により金額が異なり、kWhあたりの単価は電気の使用量に応じて3段階に分かれます。

燃料費調整額

燃料費調整額とは、「燃料費調整制度」により調整された金額で、原料の価格変動に応じて調整が行われます。

燃料費調整額は、燃料費調整単価に電気使用量を掛けることで算定されます。

再エネ賦課金

再エネ賦課金とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」により、電力会社が買取りに要した費用を消費者が負担するものです。毎年国により定められた単価に電気使用量を掛けることで算定されます。

燃料費調整額や再エネ賦課金はどの電力会社のプランでも必ず含まれるので、電力会社の契約プランを見直す際は、基本料金や電力量料金単価を比較して検討する必要があります。

電気使用量の把握

電力会社の契約プランを見直す上で、まず確認したい点として電気使用量があります。

「電力の小売全面自由化」をきっかけに、基本料金0円や時間帯別料金などライフスタイルに合わせた様々な料金体系が登場しました。自分の電気の使い方に合った契約プランにすることで、電気代の節約につなげることができます。そのためには、過去の月別電気使用量や時間帯での電気使用傾向を把握することが重要です。

現在ではスマートメーターが普及し、多くの電力会社でウェブから電気使用量を確認できます。日ごとや時間ごとの電気使用量が細かく把握できるので、傾向をつかむためにもウェブから見れるようにしておきましょう。

契約アンペア

契約アンペア数が高くなるにつれて、電気料金が高くなる料金体系のプランがあります。

契約アンペア数に応じて高くなる契約プランを選択する場合、契約アンペアが大きすぎると無駄な料金を支払うことになります。そのため、電気の使い方に合った契約アンペア数にすることで電気代の節約につなげることができます。

契約アンペア数は、一番電力を使用するタイミングを想定して計算します。一般的には冬の時期が一番電力を消費するので、冬に使用する家電の消費電力から適切なアンペア数を算出するのがいいでしょう。

以下のサイトでアンペア数の目安を算出できます。
TEPCO 「わが家のアンペアチェック」

電力会社や契約プランの見直し

2016年4月に「電力の小売全面自由化」がスタートし、大手電力会社以外の企業が新電力会社として参入してきました。新電力会社の参入により、様々な料金体系の契約プランが登場しました。

基本料金0円や大手電力会社より5%安いプラン、夜間の電気代が安くなるプランなど様々なものがあるので、自分の電気の使い方に合った電力会社や契約プランを選ぶことで電気代を節約できます。

参考までに特徴ごとの電力会社として以下のようなものがあります。

  • 基本料金0円:「Looopでんき」「楽天でんき」
  • 大手電力会社の一律値引き:「リミックスでんき」
  • 夜間に電気代が安い:「シン・エナジー」

電力会社の見直しの注意点

電力会社の見直しのときに注意する点がいくつかあります。

  • プランによって契約できないアンペア数がある
  • オール電化だと割高になる可能性がある
  • 支払方法に制限がある

まず、新電力会社の契約プランの中には30A以上でないと契約できないプランがあったりします。一人暮らしでは20Aの契約も多いので、見直しする際には注意しましょう。

次に注意したいのはオール電化を利用している場合です。オール電化にはオール電化用プランが適用されているので、乗り換え先の電力会社のプランにオール電化用プランがない場合、今よりも割高になる可能性があります。

その他に注意したい点として支払方法があります。大手電力会社の場合、口座振替やクレジットカード、振込用紙による支払いが可能です。しかし、新電力会社の場合、クレジットカードのみにしか対応していないこともあります。

ライフスタイルに合わせたプラン選択が重要

この記事では基本的な電気料金の仕組み、電力会社や契約プランの見直し方法や注意点について紹介しました。

電気料金は一度見直しすると継続的に節約効果が見込めますが、定期的な見直しも重要です。

例えば、在宅勤務になり日中時間帯に自宅にいることが多くなったり、一人暮らしから二人暮らしになった場合、電気の使い方にも変化が発生します。

上記のようにライフスタイルの大きな変化が発生した場合に電気料金の見直しをすることで、ライフスタイルに合ったプランを選択することができ、電気代の節約につなげることができます。

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Posted by 節約男子