投資初心者にオススメな制度!つみたてNISA(積立NISA)とは?

2021年1月2日

投資初心者にオススメな制度!つみたてNISA(積立NISA)とは?

今は普通預金や定期預金に預けていてもなかなかお金が貯まらない時代になりました。

多少のリスクはありつつもお金を増やすために投資を始めたいけど、「どのように始めたらいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

そのような投資の経験があまりない初心者にもおすすめなのは「つみたてNISA」という制度です。

この記事では、つみたてNISAの制度や特徴について紹介します。

つみたてNISAの特徴

「つみたてNISA」とは2018年1月に開始された「長期間運用」「積立投資」「分散投資」を目的とした「少額投資非課税制度」です。

少額投資非課税制度は投資などの資産運用で利用できる税制優遇制度で、運用で得た利益・分配金が非課税となるのが最大の特徴です。少額投資非課税制度には、「つみたてNISA」のほかに「一般NISA」、「ジュニアNISA」があります。

つみたてNISAには以下のような特徴があります。

  • 非課税期間は最長20年間、非課税投資枠(年間投資上限)は40万円/年
  • 対象金融商品は一定の条件を満たす投資信託・ETFで定期的に継続した積立投資が条件
  • 日本国内に居住する満20歳以上の人なら誰でも利用可能
  • 金融商品の売却や資金の引き出しはいつでも可能

非課税期間は最長20年間、非課税投資枠(年間投資上限)は40万円/年

つみたてNISAの大きな特徴の1つ目は非課税期間は最長20年間、非課税投資枠(年間投資上限)は40万円/年という点です。

まず、一般口座や特定口座で運用して得た利益に対して20.315%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAの非課税枠・非課税期間で運用して得た利益に対しては税金がかかりません。

2018年に年間の非課税投資枠40万円投資した場合、非課税期間は最長20年間のため2018年~2037年となります。非課税期間中に売却して利益が出た場合、非課税となり税金がかかりません。

対象金融商品は一定の条件を満たす投資信託・ETF

つみたてNISAの対象金融商品は金融庁の一定の条件を満たした投資信託・ETFになります。

対象商品は投資信託の投資対象、販売手数料、運用管理費用、信託契約期間、分配金の頻度などの条件で一定の基準を満たす必要があるため、「長期」「積立」「分散」投資に向いている投資信託・ETFに限定されます。

そのため、長期投資に合わないリスクや手数料の高い商品がないため、投資初心者でも安心して始めることができます。

また、つみたてNISAの買い付け方法は積立による買付のみとなります。一般NISAや特定口座などで利用可能な通常買付(スポット購入)はできないです。

日本国内に居住する満20歳以上の人なら誰でも利用可能

つみたてNISAは日本国内に居住する満20歳以上の人なら誰でも利用可能です。

iDeCo(イデコ)では積立てられる年齢上限(60歳まで)がありますが、つみたてNISAは年齢上限がなく投資できるので何歳からでも長期積立投資始められます。

金融商品の売却や資金の引き出しはいつでも可能

つみたてNISAは、積み立てた金融商品の売却や資金の引き出しが、いつでも自分の好きなタイミングで行うことができます。

「住宅資金」や「老後資金」など用途に合わせて活用できます。

つみたてNISAの注意点

つみたてNISAには、以下のような注意点があります。

  • つみたてNISAと一般NISAは併用不可能
  • 非課税投資枠の未使用分は翌年に繰り越せない
  • 対象金融商品数が少ない
  • ロールオーバーできない

つみたてNISAと一般NISAの併用ができない

まず1つ目の注意点は、つみたてNISAと一般NISAの併用ができない点です。

NISA(少額投資非課税制度)では、NISA専用口座で「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらかを選択し、同一年に両方を選択することはできません。併用はできませんが、年単位で「つみたてNISA」と「一般NISA」の切り替え・変更は可能です。

非課税投資枠の未使用分は翌年に繰り越せない

2つ目の注意点は、非課税投資枠の未使用分は翌年に繰り越せない点です。

例えば、今年の投資金額が30万円、未使用分が10万円の場合、翌年に未使用分10万円を繰り越して50万円投資することはできません。つみたてNISAの非課税枠をフル活用するには毎年40万ずつ投資していく必要があります。

対象金融商品数が少ない

3つ目の注意点は、対象金融商品数が少ない点です。

つみたてNISAの対象金融商品は、金融庁の一定基準をクリアした投資信託等のみです。そのため、一般NISAと比較すると対象金融商品が少なくなります。また、個別株式やREIT(不動産投資信託)も対象商品でないため、非課税枠内でこれらの商品に投資したい人は、一般NISAを選択する必要があります。

ロールオーバーできない

4つ目の注意点は、非課税期間終了後にロールオーバーできない点です。

非課税期間(20年間)が終了した場合、NISA口座以外の一般口座や特定口座に移管されます。つみたてNISAでは翌年の非課税投資枠に移すロールオーバーができないので注意が必要です。

つみたてNISAは投資初心者に向いている

投資リスクを軽減させるには、「長期間運用」「積立投資」「分散投資」の3つが大切なポイントといえます。

つみたてNISAは、「長期間運用」「積立投資」「分散投資」を目的としているため、投資リスクを抑えられる点で投資初心者でも始めやすい制度となります。

少額からの積立投資も可能なため、興味がある方はつみたてNISAを始めてみてはいかがでしょうか。